キャンパスライフ

2016年5月13日

【五月祭おすすめ企画⑨】合唱喫茶 Green Echo 合唱に耳を傾け一休み

昨年の合唱喫茶。教室内に歌声が響きわたる(写真は緑会合唱団提供)
昨年の合唱喫茶。教室内に歌声が響きわたる(写真は緑会合唱団提供)

合唱喫茶 Green Echo

東京大学法学部緑会合唱団

@法文1号館1階文113教室

2日とも終日

 

 五月祭には例年数多くの人が訪れる。人混みの中を歩くと疲労はたまり、一息つきたくなる瞬間がやってくる。そんな時は、合唱喫茶で一休みするのはどうだろうか。

 緑会合唱団が出店する「Green Echo」ではお菓子や飲み物で疲れを癒やしながら、合唱に耳を傾けることができる。企画責任者の水木佑哉さん(工・3年)によると緑会合唱団の合唱喫茶は今年で45年目になるという。合唱喫茶は駒場祭には複数存在するが、五月祭では緑会合唱団が唯一の存在だ。

 合唱ではさまざまな種類の曲を選ぶことで幅広い人が楽しめるよう工夫する。昨年も、合唱の定番曲を歌う一方で、ポップス、西洋の宗教曲、民謡と、古今東西の曲も取り入れ、好評を博したという。

 緑会合唱団はその名に「法学部」を冠しているが、法学部生以外も入部は可能だ。実際、部員は多くの学部・専攻から集まっていて、絵が得意な人、機械に詳しい人、文才のある人といろいろな人がいる。「互いに互いを受け入れられる優しい雰囲気があります」と水木さんはその魅力を語る。

 五月祭以外では他の合唱団と合同でコンサートを開くなど精力的に活動。週2回2時間半という限られた練習時間の中で完成度を高めていくのが活動の大変なところであり、醍醐味でもあるという。

 合唱を続けるモチベーションは「より良い音楽表現への飽くなき探求心と、メンバーと過ごす居心地の良い時間」と水木さん。メンバーの多様性が生み出す深みある合唱。探求心の成果を法文1号館で確認しよう。

 

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この記事は、2016年5月10日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。

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