マラバリスタ ジャグリングステージ
東京大学ジャグリングサークルマラバリスタ
@合格通り広場(午前)、工学部前広場(午後)
14日午前10時~10時50分、午後3時15分~4時、15日午前10時20分~11時、午後3時25分~4時15分
見せ物として発展してきた歴史を持つジャグリング。しかし、アマチュアスポーツとして日本で地位を確立したのはおよそ四半世紀前のことだ。当時から日本のアマチュアジャグリング界をけん引してきたのが、東大唯一のジャグリングサークルであるマラバリスタだ。
五月祭の公演には20~30人のメンバーが参加。いずれの公演でも、お手玉やシガーボックス(直方体の箱)、ディアボロ(おわんを2個つなげたようなこま)など代表的な演技を披露する。素人目には超人的に思える演技も数多くあるが「道具と仲良くなってしまえば、結構簡単にできますね」と副責任者の氷見哲洋さん(文Ⅰ・2年)は涼しい顔で話す。
全体の練習は週2回。メンバーは高校時代からの経験者の割合が多いが「こつのつかみ方の点からいえば、一番実力が伸びるのは大学生の時でしょう」と正責任者の田中宏明さん(理Ⅰ・2年)。頭を使えば使うほど上達も早く「意外と敷居の低いスポーツといえると思います」。経験を積めば派手な演技もマスターできるので「練習してどんどんうまくなるのが楽しい」と田中さんは言う。
公演内容は例年通りだが「道具が一緒でも扱い方によって演技は全く違ってきます。『同じ演技』は二度とあり得ませんから」と田中さんは語気を強める。毎年訪れるファンも多いが、初めて演技を見る人へも大きなインパクトを与えるため、知名度は高い。「見にきていただければ楽しい時間を保証します」。プロの大道芸師顔負けの華麗な演技で、今年も東大を沸かせてくれるだろう。
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この記事は、2016年5月10日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。
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