スポーツニュース

2018年8月15日

ラクロス男子 開幕戦を引き分け 明大にわずか3得点

 8年ぶりに予選リーグ敗退となった昨季から1年、ラクロス部男子はリーグ戦を迎えた。初戦となった明治大学戦のゲームレポートを、ラクロス部男子のマネジャーに寄稿してもらった。

 ラクロス部男子(関東学生1部リーグ)は8月12日、Aブロック予選の初戦で明治大学と対戦し、3─3と引き分けた。始めは東大優位の展開となり3─0とリードするも、第3、4Qで3失点を喫し、その後もシュートを決め切ることができなかった。初戦に引き分けたことで、2年ぶりの予選ブロック突破に向け、一戦も落とせない戦いが続く。

 

東大|2100|3

明大|0012|3

 

 第1Q、先制点を挙げたのは東大であった。矢野皓大選手(法・4年)のパスを受けた斉藤正悟選手(農・4年)が至近距離からボールを押し込み、先制。その後もオフェンス時間を着実に確保し、矢野選手が追加点を決め2─0とした。

 

先制点を挙げた斉藤選手

 

 第2Q、ゴール裏から園裕太選手(文・3年)がゴール前に走り込んできた黒木颯選手(工・3年)に絶妙なタイミングでパスを出し、黒木選手がスコアを決めた。ディフェンスでは、大嶋省吾選手(育・4年)がグッドセーブを連発し度々チームを救う。第2Qが終わって3─0とリードして前半を折り返した。

 

グッドセーブを見せた大嶋選手

 

 第3Qは、相手ディフェンスが1人少ない状態から始まった。シュートを打つも相手ゴーリーのグッドセーブに阻まれチャンスを生かせなかった。反対に、相手の強烈なシュートが決まり失点してしまう。

 

 第4Qも相手に2失点を許し、同点に追い付かれる。木村晃輔選手(経・4年)、鍛冶維吹選手(工・3年)、神藤基選手(文Ⅰ・2年)などロング陣が相手にプレッシャーをかけてボールダウンさせたり、水野喬夫選手(育・4年)が安定したクリアを見せオフェンスにつなげたりと良いシーンもたくさん見られたが、追加点を挙げることはできず3─3の引き分けで初戦を終えた。

 

相手から奪ったボールをオフェンスコートに運ぶ木村選手

 

 予選ブロック6校中上位2チームに入らないと予選ブロック敗退となる。プレーオフ進出のためにはこれ以上負けるわけにはいかない。次戦は8月20日(月)午後3時30分より武蔵大学朝霞グラウンドで武蔵大学と戦う。

 

(文:上羅彩加、写真:谷川真穂=寄稿)

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