ラクロス部男子(関東学生1部リーグ)は25日、リーグ第2戦を千葉大学と戦い、12―8で白星を飾った。東大は第1クオーター(Q)に先制されるも、第2Qに7点を奪い取る。その後第4Qにて千葉大の猛追を許したが、リードを守りきった。学生日本一を狙う東大は、9月2日に中央大学と第3戦を戦う。
千葉大|1025|8
東 大|0732|12
試合序盤から東大は多くのシュートを重ねるもなかなか決まらず、両者ともに点を取れない展開が続いた。第1Q終了間際に千葉大が1点を先制。千葉大のペースになるかと思われたが、第2Q開始直後に黒木颯選手(理Ⅱ・2年)がシュートを決め同点に追いつくと、ゲーム再開時のFO(フェイスオフ)でボールを奪った東大は素早くボールをつなぎ、たった1分で平松匠太選手(文Ⅲ・2年)がシュートを決め2-1に。そこから完全に東大のペースとなり、わずか6分の間に5点を奪って千葉大に反撃の隙を与えずに第2Qを終えた。
第3Qでは、開始直後から千葉大が猛烈な反撃を見せ、1点を取られたが、その後は全てのシュートを防ぎ切る。開始10分、尾島慧亮選手(工・4年)がボールを奪って一人飛び出し、鋭くシュートを突き刺して8-2に。さらに川原田直貴選手(文・4年)がこの試合3得点目を決めるなど勢いが止まらない。10-3とさらに千葉大を引き離して第3Qを終えた。
第4Qは打って変わって千葉大のペースとなった。東大は序盤に2点を追加したものの、ここまでの猛攻の疲れが出たのかその後は千葉大に点をとられ続ける展開に。第4Q終了までに5点を奪われたが、前半のリードは守りきり、12-8で試合終了となった。最後まで東大ペースを保つという点ではやや課題も残ったが、リーグ戦突破に向け、順調に勝利を重ねた。
(文・高橋祐貴)
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