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2016年11月8日

ラクロス男子、5年ぶりの決勝進出 早大に11得点圧勝

第2Q、張選手(#26)の敵守備陣をかわすゴールで4点目を挙げる=3日、大井第二球技場で(撮影・矢野祐佳)
第2Q、張選手(#26)の敵守備陣をかわすゴールで4点目を挙げる=3日、大井第二球技場で(撮影・矢野祐佳)

 

 ラクロス部男子(関東学生1部リーグ)は3日、決勝トーナメント1回戦(FINAL4)を早稲田大学と戦い、11―4で圧勝した。先制点獲得と第2Q(クオーター)の5得点が勝因となった。FINAL4を突破したのは5年ぶりで、決勝戦(FINAL)で慶應義塾大学と戦う。

 

東大 2 5 1 3 | 11
早大 1 0 0 3 | 4

 

 東大は第1Q序盤から走力を生かした攻撃を仕掛け、近藤駿一選手(法・4年)が先制。反則で相手選手が1人少ない好機に吉野潤選手(経・3年)が追加点を挙げ、ペースをつかむ。1点奪われるも好守備が続き、東大ペースで試合は進む。

 

 勝敗を分けたのは第2Q。開始4分、品川選手(法・4年)が突き刺さるようなシュートで得点する。続いて張曄選手(工・4年)が敵守備陣をあっさりと抜き去り得点したのを皮切りに、相手の陣形を崩すパス力や、こぼれ球を確実に奪う屈強さを発揮。早大にほとんどボールを渡さず追加で3点奪う。

 

 拮抗した第3Qを終え第4Q、ゴール前の守備陣を減らして捨て身の攻撃を仕掛ける早大に連続3得点を許す。しかし走力を生かして、崩れた敵陣形の隙を突く攻撃で流れを取り戻し7点差で圧勝した。

 

 FINALは、12日に駒沢オリンピック公園総合運動場第ニ球技場で開催。今季リーグ戦で11―7で敗れた慶大とどんな試合を見せるか注目だ。

 

(横井一隆)

 

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この記事は、2016年11月8日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。

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