ラクロス部男子(関東学生1部リーグ)は8月13日、リーグ開幕戦を慶應義塾大学と戦い、序盤の失点が響いて7-11で敗れた。東大は第1クオーター(Q)に3点差を付けられると、中盤以降その差を詰められなかった。東大は6チームによるブロックで2位以上に与えられるFINAL4(決勝トーナメント1回戦)出場権獲得を目指し、10月上旬までリーグ戦を戦う。
東大|0232|7
慶大|3242|11
最初に攻撃を仕掛けた東大だったが、シュートを止められるとカウンターからあっさり先制を許す。その後の攻撃は動きが固く、パスを落とすなどミスが続出し流れを作れない。ゴール前に踏み込めず、ロングシュートを打つも止められてカウンターから失点するという形が続いて、0―3で第1Qを終える。
第2Qに入るとパスが決まり出し、鐵見周平選手(工・4年)のシュートでようやく初得点を挙げる。さらに反則でボールを奪うと、ゴーリーと一対一の好機を作った張曄選手(工・4年)がシュートを決め1点差に詰め寄る。ところが直後、ゴール裏から切り込んだ慶大の選手が振り向いてそのままゴール。前半終了間際にももう1点を加えられ、3点差のまま後半を迎える。
第3Q開始直後に慶大に追加点を奪われた東大は、そこから意地を見せる。恩田将維選手(工・4年)がロングシュートを決めると、次の相手のシュートを防いでカウンターを仕掛け、パスを受けた三島魁選手(経・4年)のゴールで一気に2点差に。さらに次の攻撃も止めて速攻を狙うが、ゴーリーとの一対一を外して決定機を逃す。攻撃を続ける東大だが、逆にシュートを止められてカウンターを仕掛けられるなど連続で3点を奪われ5点差に。これで敗色が濃厚となり、第4Qも点差を詰めることができず4点差の完敗を喫した。
(文・竹内暉英)
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