ラクロス部男子(関東学生1部リーグ)は3日、日本体育大学とFINAL4(決勝トーナメント1回戦)を戦い、試合残り10分での日体大の得点が決勝点となって6―7で惜敗した。東大は昨年の学生日本一・慶應義塾大学戦含め予選リーグを全勝し好調だったが、4年連続のFINAL4敗退で今季を終えた。
(試合残り10分に1点を勝ち越され膝から崩れ落ちる橋本選手(撮影・竹内暉英)
東 大|1230|6
日体大|2221|7
日体大は開始2分30秒にロングシュートで先制し、その後も追加点を奪う。一方、東大はパスしたボールを落とすミスが目立ち攻め切れない。第1Q終盤、日体大のシュートを止めたゴーリーの橋本直明選手(育・4年)が自ら走って攻め込み1点を返す。
第2Qと第3Qでは攻撃陣が奮起。パスやステップで相手の守備態勢を崩し、角埜裕基選手(農・4年)と品川選手(法・3年)がそれぞれ2得点。一時リードするが、第3Q終了間際、東大のファールで守備の人数が減った隙を突かれ追い付かれる。
互いにゴールを決め切れないが、試合残り10分、日体大が東大守備陣の間を抜くロングシュートで得点。その後は東大がボールを主に支配し続け、残り3分半には張曄選手(工・3年)が跳びながら振り下ろす豪快なシュートを放つも、ボールはゴーリーのクロスに吸い込まれる。最後まで攻めあぐね6―7で惜敗し、今季を終えた。
(横井一隆)
この記事は、2015年11月17日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。