第1回目となる2021年度大学入学共通テストが1月16、17日に実施された。東大管轄の試験場では、全教科の中で最も受験者数の多い外国語で、昨年度センター試験と比較して2067人減の4302人が受験した。本部広報課によると、英語のリスニング試験で再開テストが1件実施されたという。公民と理科②において科目間で20点以上の平均点差が生じたため、大学入試センターは一部科目で得点調整を実施した。
新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、文部科学省の要請に沿った感染症対策が実施された。各所に消毒液が設置された他、教室内では例年より間隔を空けた座席配置となり、空席には着席禁止を示すため、×印のテープが貼られた。
センター試験から変更された点として、多くの科目で思考力重視の問題が出題された。英語のリーディングとリスニングの配点変更、数学①の試験時間の延長なども行われた。
1月30、31日には追試験(第2日程)を実施。2月13、14日には特例追試験が実施される予定。