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2022年1月20日

共通テスト、東大で6015人受験 農正門前で刺傷事件発生

地理歴史・公民の試験開始を待つ受験生=15日、本郷キャンパス法文1号館法学部25番教室で(撮影・池見嘉納)

 

 2022年度大学入学共通テストが1月15、16日に実施された。東大管轄の試験場では、最も受験者数の多かった外国語(筆記)で6015人が受験。前年度と比べ1713人の増加となった。(写真=本郷キャンパス)

 

 15日の午前8時30分ごろ、農学部キャンパス(弥生キャンパス)の農正門前で受験生を含む3人が男子高校生に刺される事件が発生。2日目は警察と協力の上で警備の強化、見回りを増やすなどの措置が行われた。大学入試センターは、今回の事件を受け精神的動揺により共通テストを受験できなかった受験生に対し、追試験の受験を認めた。

 

 19日には大学入試センターによって中間集計が発表された。数学Ⅰ・Aの平均点が40.25点で前年度最終集計と比較して約17点減、数学Ⅱ・Bが45.89点で同じく約14点減と難化した。

 

 追試験は1月29、30日に実施される。東京都では東京芸術大学が会場となる。昨年行われた新型コロナウイルス感染症に伴う特例追試験は、本年度は実施されない。

 

【記事訂正】2022年5月28日午後6時51分 「本郷キャンパスの農正門」としていましたが正しくは「農学部キャンパス(弥生キャンパス)の農正門」でした。お詫びして訂正します。

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