2024年度大学入学共通テストが、1月13日、14日に実施された。東大管轄の試験会場では、全科目中最も受験者数の多い外国語(筆記)で、6110人(昨年度比24人減)が受験した。(写真=本郷キャンパス)
東大は例年通り、本郷試験会場と教養学部試験会場(駒場Ⅰキャンパス)を管轄。それぞれ3333人、2777人が受験した。本部広報課によると配布ミスやリスニング機器の故障などのトラブルは発生しなかったという。
大学入試センターは19日付で、平均点等の中間集計(その2)を公表。国語の平均点が昨年度最終集計から約10点上昇した。地理歴史、公民、理科②を対象とした得点調整(科目間の試験問題の難易度の差による不公平を減らすため、平均点に20点以上の差が生じた教科の得点を補正すること)は実施されなかった。
来年度以降は新教科「情報Ⅰ」を加えた32科目の試験が行われ、「国語」と「数学②」の試験時間が10分延長される。