駒場祭委員会は9月17日、第73回駒場祭のハイブリッド形式での開催を発表した。東大の学園祭としては3年ぶりに飲食物の提供も行う方針。公式Twitterで発表した。
第73回駒場祭は11月18日〜20日に駒場Ⅰキャンパスで開催される予定。企画を出展する予定の団体は、同委員会への企画情報の提出などの準備を進めている。
ハイブリッド形式はキャンパスでの企画とオンラインでの企画の双方を実施する開催形態で、本年度の五月祭でも採用された。駒場祭について、キャンパスでも企画が実施されるのは2019年以来3年ぶり。キャンパスへの入構は事前予約制になり、1日当たりの入構人数に制限を設ける。
飲食物の提供は、原則として「飲食ブロック」と呼ばれる屋外スペースで行われ、企画場所や企画数にも制限が設けられる見込み。7月実施の企画出展団体への説明で用いられた資料では、飲食物の提供を認めることを検討中だとして過去に出店が認められた飲食物の例を挙げるなどしつつ「今後の新型コロナウイルスの感染状況によっては、構内での飲食を想定した飲食物の提供は禁止となる可能性が十分にあります」としていた。
委員会は8月中旬での開催形態の決定を目指していたが、大学との調整が難航するなどして決定が後ろ倒しになったとみられる。新型コロナウイルスの感染状況によって今後も開催形態が変更される可能性があるとして、公式Twitterやウェブサイトなどの確認を求めた。