第73回駒場祭が11月18〜20日に開催される。駒場祭初のハイブリッド開催となり、対面での展示・発表のほか、ライブ配信も併せて行うなど、各企画とも創意工夫に富んだものとなっている。本特集では、多種多様な企画の中から11の東大新聞おすすめ企画を選び、各担当者に寄稿してもらった。(写真は各団体の提供)
10分で伝えます! 東大研究最前線
クラスやサークルによる模擬店や出し物と研究室による研究紹介は、東大の学園祭の二本の柱でしょう。前者はかつて駒場にあった第一高等学校の紀念祭、後者は帝国大学の大園遊会に遡(さかのぼ)り、いま駒場祭と五月祭へと至っています。
大学院生たちが研究室単位ではなく、サークルのように「詰め合わせ」として学術発表をする当企画は、ちょうどその中間に当たります。様々な分野について研究している大学院生の「詰め合わせ」である私たちは「誰でも通りすがりに聴くことができ、最先端の研究に関する土産話を持ち帰れる講演」をコンセプトに、10分間のお話をそれぞれ用意して、みなさんをお待ちしています。
以前からご要望の多かった講演のオンライン配信も、コロナ禍以降、Zoomウェビナー形式で始めるようになり、今回もZoomでの配信を行いますので、日本だけでなく世界中の方々に「東大の研究」をお届けできるかと思います。また、駒場キャンパスで実地に講演を行いますので、対面でみなさまにお会いできることも楽しみにしています。1講演10分間という気軽さを楽しんでいただくのも、入れ替わり立ち替わる講演に何時間もお付き合いいただくのも歓迎です。
【団 体 名】大学院生詰め合わせ
【開催日時】11/18、19 午前10時〜正午、午後1時〜5時
11/20 午前 10 時〜正午、午後1時〜3時
【所要時間】1 講演あたり講演10分、質疑応答10分
【実施形態】ハイブリッド
【開催場所】21KOMCEE East 2階 K211 教室
【配信方法】オンライン参加:Zoom ウェビナー