キャンパスライフ

2021年11月16日

【駒場祭2021おすすめ企画11選】模擬裁判2021~内申制度は悪か~ 法と社会と人権ゼミ(川人ゼミ)

 

 第72回駒場祭が11月21日~23日に開催される。2度目のオンライン開催となり、各企画ともオンラインの良さを活かし、欠点をカバーできるよう工夫を凝らしている。ワンクリックで参加できるからこそ、さまざまな企画に足を運んでみてはいかがだろうか。本特集では、多種多様な企画の中から11のおすすめ企画を選び、各担当者に寄稿してもらった。(アクセス先などの詳しい情報は駒場祭公式ウェブサイトを参照。画像は全て各企画による提供)

 

模擬裁判2021~内申制度は悪か~

 

 中学3年生の尊くんは選択性緘黙(かんもく)という疾患のために音楽のテストで歌うことができず、「2」の評点をつけられてしまった。この内申点が原因で志望校を変更せざるを得なくなった尊は、将来を悲観し、自ら命を絶ってしまった──

 

 尊の死後、残された両親が学校の設置管理者である市を訴えたことで、この裁判は始まります。内申制度の理不尽さと教育格差の実態、成績評価の公平性、そして教員の過労問題……。1年生演じる証人たちの声は、私たちに色々なことを考えさせてくれます。観客の皆さんには、証人の示すさまざまな考えに耳を傾けながら、ご自身が最もふさわしいと思う判決を決めていただきます。

 

 川人ゼミは東大教養学部で唯一、現職の弁護士を講師とするゼミであり、文科Ⅰ類の学生を中心に100人近くのゼミ生を抱えています。模擬裁判は、そんな当ゼミで1993年より続く歴史ある公演として、例年約1000人を動員する、駒場祭の目玉企画の一つです。現役弁護士のバックアップのもとで出来上がった質の高い裁判劇に、きっと感じるところがあるはずです。一同、お待ちしております。

 

昨年度駒場祭での模擬裁判

 

【団体名】:法と社会と人権ゼミ(川人ゼミ)

【開催日時】:11/21 午後1時〜午後3時(その後駒場祭終了までアーカイブ配信)

【所要時間】:約2時間

【参加方法】:YouTube Live

 

 

タグから記事を検索


東京大学新聞社からのお知らせ


recruit
koushi-thumb-300xauto-242

   
           
                             
TOPに戻る