第66回駒場祭が11月21日から3日間、駒場Ⅰキャンパスで開催された。駒場祭委員会によると、来場者数の合計は前回より約1万6千人増加した約13万人で過去最多となった。3日で約480の企画が実施され、東大生、高校生や家族連れなどでにぎわった。
大勢の来場者が屋台の並んだ銀杏並木を行き交う=11月23日
来場者の人気投票により五つの部門で企画の順位を決定した。ごはん部門では東大エルピラータの「エルピのお好み焼き」、学術文化・展示販売部門では地文研究会天文部の「プラネタリウム〜夜空を彩る光たち〜」が1位となった。まるきゅうProjectが「東大踊々夢(ようようむ)」でパフォーマンス・演劇部門、「東大喫茶殿」でドリンク・スイーツ部門の1位を獲得。音楽演奏部門では東大エレクトーンクラブの「エレクトーンコンサート2015」が1位に輝いた。
最終日には広告研究会主催の「ミス&ミスター東大コンテスト」が実施された。出場者は自らの特技などを披露。投票の結果、ミス東大は中田茉莉奈さん(文Ⅲ・1年)、ミスター東大は片山直さん(文Ⅰ・2年)が受賞した。
右からミス東大の中田さん、ミスター東大の片山さん、準ミス東大の磯貝初奈さん(工・4年)、準ミスター東大の熊澤陸さん(文Ⅲ・1年)
今回の駒場祭は「祭は旅だ。」がテーマ。旅をする時のような予想外の出会いや感動を体験してほしい、として付けられたという。東大の卒業生で予備校講師の林修さんを招いた特別講演会など、多くの企画が開かれた。
(撮影・西村直人、石沢成美、福岡龍一郎、関根隆朗、竹内暉英)