最新ニュース

2018年5月1日

駒場コモンズ計画 工事日程に遅れ

 教養学部は6日、駒場Ⅰキャンパス正門横バレーコートでの仮設体育館建設工事の4日時点の進捗を発表し、工事完了予定が当初より約1カ月遅れたことが判明した(表)。教養学部は「官公署の許可が想定より遅れたため」としている。

 

 

 今回発表された工程表によると、建設の基盤を固める基礎工事が5日から、実際に建物を建てる本体工事が5月10日から始まる。並行して電気・水道などの工事も進み、6月25~27日の諸検査を経て完成する予定。今年1月に工事開始が発表された時点では、工事完了予定は5月31日だった。

 

 3月5日から始まった埋蔵文化財調査について、教養学部は「この調査は事前調査にあたり、石器などの遺物が発掘されたため、本調査を行うかどうか埋蔵文化財調査室と検討している」と回答。今年3月時点では「何も見つからなければ調査は1~2カ月で終わる」としていた。

 

 工事は老朽化した第2体育館などを解体し国費体育館を建設する「駒場コモンズ計画」の一環。仮設体育館は国費体育館が完成するまで、第2体育館の代替施設として利用される。

 

【関連記事】

駒場コモンズ計画 仮設体育館建設へ 2月5日に着工

駒場コモンズ 第2体育館南で埋蔵文化財調査


この記事は、2018年4月24日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。

ニュース:中央食堂 5月中旬に電波開通へ 生協「不通にする意図なし」
ニュース:攻守圧倒され連敗 硬式野球 慶大に計27三振
ニュース:キャップ制に例外措置を導入
ニュース:科学技術意識調査 研究環境に危機感
ニュース:駒場コモンズ計画 工事日程に遅れ
ニュース:工・加藤教授ら 南鳥島近海で大量のレアアース発見 回収技術も効率化
ニュース:Go Global Gatewayを開始 「国際総合力」身に付けた学生に認定証
ニュース:デジタル版仏典を改訂 充実の機能を一般にも
ニュース:環境に合わせた 栄養吸収の仕組み解明
ニュース:松村教授に仏から功労章
企画:「ないと損」な観光の起爆剤 日本も導入?カジノ・IRの実像に迫る
企画:なぜ低い? 東大生の愛校心 素直に誇れぬ微妙な気持ちも
ひとこまの世界:金魚屋さんでお茶&釣り
東大教員の豆知識:大学の学期制 福留東土准教授(教育学研究科)
東大今昔物語:2005年6月7日発行号より 「東大色」って何色?
日本というキャンパスで:劉妍(農学生命科学・博士2年)①
キャンパスガール:佐野由季さん(理Ⅰ・2年)

※新聞の購読については、こちらのページへどうぞ。

タグから記事を検索


東京大学新聞社からのお知らせ


recruit

   
           
                             
TOPに戻る