東大2次試験まで残り1カ月を切りました。出願も終わり、本番を身近に感じてきた受験生も多いことでしょう。今回は、現役東大生が2次試験当日にやって後悔したことを紹介します。
「東京の地下鉄を調べなかったため、試験時間に遅れそうになってしまった」(学際情報学府・修士1年)
地下鉄をはじめとした東京の交通網はとても複雑です。そのため、試験会場が駒場であっても本郷であっても、交通機関を調べておくことが大切。落ち着いた気持ちで試験会場に到着できるように、前もって試験会場への行き方を確実に調べておくのが吉ですね。
「昼休みにキャンパス内を歩き回っていたら迷子になり、焦ってしまった」(文Ⅲ・1年)
東大の2次試験の特徴の一つは長い休み時間。暇を潰そうと広いキャンパス内を散歩してうっかり迷子になってしまったら、リラックスすべき時間が台無しです。キャンパス内での自分の試験教室の位置を確認しておく、むやみに歩き回らないといった配慮が大事です。
「チョコを食べ過ぎてしまい、鼻血を出してしまった」(文Ⅰ・1年)
当たり前のことではありますが、糖分補給のためのチョコであっても食べ過ぎてしまうと危険です。ここまで極端ではなくても、食べる物には注意が必要。一方で、良かった点として「いつもと同じものを食べたおかげで落ち着いて試験を受けられた」という声も聞かれました。試験当日に食べる物には気を配っていきたいものです。
「昼食をキャンパス近くで買おうと思っていたが、ほとんど買い占められてしまっていた」(文Ⅱ・1年)
昼食を現地で調達しようと考えている人が多いのではないでしょうか。そう考えるのは皆同じなので、店に人が集中しキャンパス近くのコンビニなどではまともな食べ物を買えなくなってしまう可能性があります。昼食はあらかじめ用意しておくのがいいでしょう。
当日は落ち着いた気持ちで試験に臨みたいところ。このような現役東大生の失敗を反面教師に、受験生の皆さんは自分の実力を十分発揮できるよう準備を進めてください!
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