JR東日本と東大は10月25日、「プラネタリーヘルス」の創出を目標に100年間の産学協定を締結。協創プロジェクトPlanetary Health Design Laboratory(以下PHD Lab.)を立ち上げ、100年先の心豊かな暮らしの実現に向け、「人・街・地球」の全てがバランスよく保たれる持続的な暮らしづくりを目指す。
PHD Lab.の拠点として、2024年度末に利用が開始されるTAKANAWA GATEWAY CITYに「東京大学 GATEWAY Campus」を開設。JR東日本グループのインフラや各種経営資源を活用した実験・先端研究を活かした暮らしづくりや、企業との共同研究などを通して、東大発の起業の促進を目的としたスタートアップエコシステムの協創などを行う。「人にも地球にもスマートな街」「世界一グリーンな街」「サステナブルな未来の食を試せる街」「人と地球にウェルビーイングな街」の4つのテーマから、街での実験で効果が実証されたサービスをJR東日本グループと東大のネットワークで日本・世界各地に展開する。
本協定により、シンガポール国立大学やパスツール研究所をパートナーとして国際的なスタートアップエコシステムを促進する。今後も多様なパートナーとの連携によりグローバルネットワークを構築していく。