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2024年8月24日

第149期正副自治会長選挙 ガリグさん・高橋さん信任 授業料引き上げ反対を掲げる

 東京大学教養学部学生自治会(自治会)選挙管理委員会は6月10日、第149期正副自治会長選挙の結果を公示した。投票の結果、ガリグ優悟さん(文Ⅲ・2年)が自治会長として、また高橋亮弥さん(文Ⅱ・1年)が信任された。

 

 ガリグさんと高橋さんは、主な公約として①学部・生協と昼食販売所増設に向けた協議②東大が検討している授業料値上げ・国際研究卓越大学制度への応募に反対③困窮学生への学食料金値下げ推進④後期課程での自治会再建の支援─を掲げる。

 

 自治会内の組織改革も目指す。学部交渉(自治会がキャンパス運営の改善を求めて年1回行う教養学部との交渉)に「学部交渉委員会」を設置。従来の執行部員以外に、公募した一般の学生や自治委員を加え学生の声の反映を目指す。ビラ・立て看板の管理を担当する広報局を再編し、広報体制の強化・透明性の担保を訴える。

 

 今回の選挙で、第147期自治会長も務めたガリグさんは86.75%、高橋さんは87.62%の信任率を獲得した。立候補者は1組のみで、投票率は22.67%(前回比5.58ポイント増)となった。

 

 正副自治会長は前期教養課程生の全員が会員である自治会の代表を務め、自治委員会・理事会の招集や自治会の方針決定を主導する。会員による選挙で選出され、任期は1期半年。第149期は2024年7月1日から開始している。

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