学術研究発展への寄与が期待される博士課程学生を顕彰する「日本学術振興会育志賞」の第11回受賞者が、1月28日に発表され、18人中3人が東大から選ばれた。受賞者には賞状、メダルと学業奨励金110万円が授与される。
奥出絃太(げんた)さん(理学系・博士3年)は、トンボの変態・体色形成のメカニズムを解明。黒田起吏(きり)さん(人文社会系・博士3年)は、認知の速さと正確さが両立し得ない状況下での、社会情報の認知処理過程を研究した。笹谷拓也さん(情報理工学系・博士3年)は、生活空間内でいつでもどこでも使える、無線電力伝送の研究が評価された。
2021年2月7日23:59【記事追記】受賞者個人のウェブサイトなどへのリンクを挿入しました。