ホッケー部女子(関東学生2部リーグ)は6月26日、1部8位の立教大学と春季リーグ1部2部入替戦を戦い、0-4で敗れて昨秋以来の1部復帰を逃した。東大は18日に初の2部優勝を遂げて1部昇格に期待がかかっていたが、立大の攻撃の前に屈した。
東 大|0 0|0
立 大|2 2|4
東大は前半9分、左サイドから上がられてペナルティーコーナー(PC)を与えると、相手選手の放った浮き球がゴールラインを割り先制を許す。その後も東大はパスを通せず立大にボールを支配され、再三PCを許すなどゴールに迫られるシーンが続く。前半25分に再び左サイドから上がられると、PCを与え2点目を許す。
後半に入ると東大も反撃を開始。後半開始直後の攻撃では右サイドから攻め上がり、シュートこそ放てないが敵ゴールに迫る。その後も右サイド中心の攻撃で敵陣に攻め込むシーンが増える。追い上げが期待されるが、次の1点は立大に。左サイドから上がられて中にボールが入ると相手選手をフリーにしてしまい、ゴールを決められる。その3分後にも右サイドから崩され4点目を与えて万事休す。そのまま0-4で敗れた。
◇
東大は2部のAプールで2位につけると、6月11日の武蔵大学との順位決定予選、18日の横浜市立大学との1-2位決定戦に勝利して創部以来初の2部優勝を決めていた。昨秋以来の1部復帰に期待がかかったが、復帰は来季以降に持ち越しとなった。
(文・関根隆朗)
【関連記事】
ホッケー女子、創部以来初の2部優勝 1部復帰懸け26日に入替戦
【男子】
ホッケー男子 今季初得点も逆転負けで1部2部入替戦出場が決定
ホッケー男子、全敗でリーグ最下位に 1部残留懸け26日に入替戦