ホッケー部男子(関東学生1部リーグ)は6月26日、2部1位の一橋大学と春季リーグ1部2部入替戦を戦い、今季4度目の零封負けを喫して2部降格が決まった。東大は今季、6季ぶりに1部でプレーするも1勝も挙げられずに入替戦へ回っており、未勝利のままシーズンを終えた。
東 大|0 0|0
一橋大|1 1|2
1部残留のために負けられない1戦。東大は前半、相手からボールを奪い右サイド中心の攻撃で攻め込む。ペナルティーコーナー(PC)を得るなど敵ゴールに迫るが、シュートに結び付けられない。するとPCでボールをそらすミスが出て、カウンターから攻め込まれる。この攻撃は相手のパスミスで辛くもしのぐが、試合の流れは一橋大に。前半終了間際に相手が中央から前線に出したパスが見事に通ると、シュートを決められ先制点を許す。
後半5分には自陣でのパスミスからカウンターでゴールに迫られ、相手選手とキーパーが1対1で戦うペナルティーストロークを取られる。ここをきっちり決められ、2点差に。後のない東大はラインを上げて攻めるが、パスを思うように通せずゴール前にボールを運べない。一橋大の必死の守りを崩せず時間だけが経過し、再三の好機を生かせないまま零封負けを喫した。
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東大は2部だった昨秋、学習院大学との1部2部入替戦でシュートアウト戦の末に勝利して1部に昇格。しかしAプールで3戦連続の零封負けを喫し、早稲田大学との順位決定予選、慶應義塾大学との7-8位決定戦に連敗して1部最下位が決定していた。今秋は1部再昇格を目指して2部で戦う。
(文・関根隆朗)
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