ホッケー部男子(関東学生2部リーグ)は6月25日、1部7位の駿河台大学と春季リーグ1部2部入替戦を戦い、1―4で敗れた。2部2位となった東大は昨年の春季リーグ以来の1部昇格を目指したが、前半の4失点が重く響き敗れた。
東 大|01|1
駿河台大|40|4
東大は序盤こそボールを奪い相手ゴールに迫るも、中盤以降はパスが通らずボールを支配される苦しい展開となる。前半14分にペナルティーコーナー(PC)を取られると、ゴールキーパーが一度は止めるも押し込まれて先制を許す。その後もパスがつながらず、ボールを奪ってもミスですぐに失うなどで防戦一方となり、前線へボールを運ぶこともできない。PCから追加点を許すと前半終了間際に立て続けに得点され、得点では4点リード、PC数でも東大の1に対して相手は6と、一方的展開で前半を終える。
後半に入ると徐々に東大がボールを奪う場面が生まれ、守備も機能し始める。すると後半19分、カウンターから前線へパスが通り、吉川剛選手(文Ⅱ・2年)が相手キーパーを交わしゴールを決める。その後も相手のミスなどから敵ゴールへ迫るが、あと一歩のところで決め切れない。結局1点しか挙げられないまま逃げ切られ、昇格の夢は来季に持ち越しとなった。
東大は今季、2部のBプールを無傷の3連勝で1位通過すると、6月11日にAプール2位の横浜市立大学を破り2入替戦出場を決定。6月18日の立教大学とのBプール1―2位決定戦には敗れたものの、昨年春以来の1部昇格に期待がかかっていた。
(文・関根隆朗)