ホッケー部男子(関東学生リーグ1部)は5月28日、春季リーグ順位決定予選をBプール3位の早稲田大学と戦い、守備陣が粘れずに敗れた。東大は試合開始5分で先制するも逆転され、後半に入ると早大の攻撃を受け守勢に入り、力負けした。リーグ7位以下が決定し、1部2部入替戦出場が決まった。
東大|11|2
早大|22|4
前半5分に東大は右サイドから敵陣へ攻め上がると、佐藤寛也選手がチーム今季初得点となる先制ゴールを決める。序盤は早大のロングパスをカットして攻め、守備陣もゴールに迫られながら要所でうまくクリアする堅守でリードを保つ。
しかし、自陣後方への平凡なパスを受け損なうミスが出ると試合の流れが変わる。自陣深くへ攻め込まれると、相手の鋭いシュートをキーパーがこぼし同点に。前半25分にはゴール前の混戦から高く浮いたシュートでゴールラインを割られ、勝ち越しを許す。後半は度々ボールを奪うもパスのミスなどで保持できず、徐々に防戦一方となり3点目を与える。
それでも後半20分、左サイドからドリブルで上がってゴール前へボールを運ぶと野瀬陽平選手がこぼれ球を押し込み、1点差に詰め寄る。畳み掛けるように敵ゴールへ迫るが、逆にボールを奪われると速攻から追加点を奪われ万事休す。そのまま2-4で敗れた。
東大は1部Aプールで3試合連続零封負けを喫し、プール最下位が決まっていた。次は6月5日に、前回0-2で敗れた慶應義塾大学と7・8位決定戦を戦い、6月26日に1部2部入替戦を戦う。
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