官僚・起業・留学・知事など多くの経歴を持つ広島県知事・湯﨑英彦さん(1990年法学部卒)の東大生向けの特別講演会が、11月1日に開催される。東大ドリームネットの運営で、湯﨑さんはさまざまな経歴を持つに至った理由、現職の知事としての現在の日本・広島に対する考え、広島県で展開する政策などを語る予定だ。参加無料・事前申し込み制で、詳細は東大ドリームネットのウェブサイトで確認できる。
【開催概要】
湯﨑英彦氏 講演会 ~異色のキャリアパスを辿る現役知事が語る「地方創生」の今~
日時:2016年11月1日(火)
講演時間:15:30~17:00(開場15:15)
場所:東京大学駒場キャンパス 21KOMCEEレクチャーホール
主催:東京大学(東大ドリームネットが運営)
【湯﨑さんの経歴】
1990年 東京大学法学部卒業。同年、通商産業省(当時)入省。
1995年 米スタンフォード大学経営大学院修士課程修了。
2000年 通商産業省退官、同年にIT通信企業アッカ・ネットワークス(当時)を設立し代表取締役副社長に就任。
2009年 広島県知事就任。
2013年 広島県知事への再選を果たし現在2期目。
東大ドリームネットの講演会統括・峪諒志さん(文Ⅰ・2年)のコメント
――今回、湯﨑さんの講演会を開く意図は
現在関心が高まっている、地方の問題を取り上げました。他では学生が聞くことはできないが、ドリームネットだからこそお呼びできる方にしたいと考え、東大の卒業生である、湯﨑英彦広島県知事にご講演をお願いしました。現役の首長だからこそ聞ける、地方の問題に関する、新鮮で興味深いお話をしていただきます。
また、湯﨑知事は官僚から起業し、その後県知事になる、という少し変わった経歴の持ち主です。当日はそちらに関してもお話ししていただく予定ですので、起業、留学に興味がある方にもお申込みをいただいております。当日をどうぞ楽しみにしていてください。
――今回の講演会はどのような人にオススメか
今回の講演会は地方創生がメインテーマの一つになっています。現役の知事のお話を直接聞けて、質問もできる数少ない機会なので、日本の地方の問題に興味のある人にはぜひオススメしたいです。また、講演会の前半部分では、官僚から起業し、そして知事になられるという、湯崎氏の異色の経歴についてもご紹介していただきます。それぞれのステージでどのようなビジョンを持っていたのか。他では聞けない内容となりますので、授業をさぼるくらいなら(笑)、どうぞレクチャーホールに足を運んでください。
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