ロカルノ国際映画祭への出品が決まった濱口竜介監督の作品上映会とトークショーが、7月19日(日)に本郷キャンパスの福武ラーニングシアターであった。
上映会では『PASSION』と『親密さ』の2作品が上映され、170人ほどの観客が講堂を埋めつくした。
上映後のトークショーでは、冒頭に司会が、第68回ロカルノ国際映画祭インターナショナルコンペティション部門に正式出品された監督作『ハッピーアワー』について触れ、会場は大きな拍手に包まれた。
トークショーでは、映画ファンや東大生から多くの質問が監督に投げかけられた。暗い映像を多用する理由を聞かれた濱口監督が、「(撮影クルーの人数が少なくて)照明がいないからです」と答え、会場が笑いに包まれる場面もあった。
(文責 須田英太郎)