“No. Try not. Do. Or do not. There is no try.”
STAR WARSの有名な名言だ。「これはTryだ」と言った時点で、言い訳が許される。そうではなく、常に本番だということだ。
STARWARSならぬHACKER WARS。ベンチャー企業をサポートする株式会社SLOGANによる、学生エンジニアのハッカソンイベントだ。
そもそもハッカソンとは?
元々はアメリカで1999年に開催されたものが始まりだとされる、ハッカソン(hackathon)。hackとmarathonを合成した造語で、短期間で集まったチームで協力してコーディングを行うイベントのことを指す。日本では2014年以降盛り上がりを見せているが、このハッカソン、実は東大と縁がある。日本最大級の学生向けハッカソンJPHACKSは、東京大学のプログラムから生まれた。東京大学新聞社主催で、女子限定の東大ガールズハッカソンという取り組みも生まれている。
まだ日本の学生では数が多いとはいえない、エンジニアが集まり、交流できる場として、ハッカソンは存在している。
HACER WARSの取り組み
今回SLOGANが主催するHACER WARSは「EPISODE Ⅴ」と銘打たれているように、2015年6月に初開催されて以降、第5回目を迎える。開催目的と狙いを担当者に聞いた。
——HACKER WARS開催の経緯は
ハッカソンとは元々1999年頃アメリカで生まれ、日本でも2013年頃から話題を集めると、2014年に入り全国的に盛り上がりを見せていました。元々はIT業界界隈を中心としていましたが、熱を帯びるとIT業界に限らず様々な領域でも行われるようになり、その内容や目的も多様化してきました。
初めてハッカソンに参加する人にとっては、「どのハッカソンがいいのか?」「自分でも参加できるのか?」などと、ハッカソン参加の障壁が高くなり、また当時は学生限定のハッカソンイベントは数も少なかったのです。
そこで、ITスタートアップ企業とのコネクションが強く、多くの学生のキャリア支援を行ってきた実績を持つSLOGANが、学生エンジニアを対象とした価値あるハッカソンを開催しようとしたのがきっかけです。
——過去の作品例は
2015年優勝者の作品として、「kyaaaaaaa」という、怪談を話したい人と、聞きたい人のマッチングwebアプリがあります。ビデオチャットで双方をつなぎ、怖いBGMや効果音を流しながら話し、聞き手は「怖い!」ボタンでリアクションして楽しむことができるものでした。
こういう面白系ばかりではなく(笑)、2016年は「Kids Karte」という小学校向け連絡帳アプリが最優秀賞を取りました。子供が連絡帳やプリントを親に渡さないこともある中で、プリントの管理が煩雑になるのでそれを解決するためのアプリです。先生と親が連動し、親はスマホから子供のアレルギーなどの注意情報を送信でき、先生は学校の予定などを送ることができます。
このHACKER WARS、参加者はスタートアップやメガベンチャーへ選考パスがつながっている。ベンチャーキャピタルとしての側面を持つSLOGANが招く、様々な企業ラインナップと顔合わせして行うHACKER WARS。
やるか、やらないか。
腕に覚えのある人、勇気ある人の参加を待っている。
◇
●イベント概要
2017年11月25日(土)、26日(日)
※チーム(合計3人以上5人以下)での参加も可能。その旨を参加登録フォームにご記入ください。
定員 50名
※応募者多数により、エントリーいただいてもご参加になれない場合があります。ご容赦ください。
応募締切:14日(火)23:59
Goodfind事務局(スローガン株式会社)
TEL : 03-6434-5225
https://hackerwars.goodfind.jp