対面とオンラインのハイブリッドで開催される五月祭。キャンパスに来場者を入れる形で学園祭が行われるのは2019年の駒場祭以来実に2年半ぶりだ。東大新聞が厳選した7企画を紹介する本特集。最終回は、オンライン・対面それぞれのおすすめコースを紹介する。 (画像は各企画提供)
オンラインver. おうちでも満喫できる五月祭
11:00 東大LEGO部展示を鑑賞
東大LEGO部の部員が工夫を凝らして制作した作品の紹介映像を見る。リアルタイムでコメントをしながら部員に解説をしてもらう「とことん解説」はオンライン限定。部員のこだわりポイントをじっくり聞いていたら、自分もLEGOを触りたくなってくるかもしれない。LEGOはあったかな……と思い立てばすぐに探せるのも、家にいながら参加するメリットだ。(30分)
12:50 模擬裁判を傍聴
東京大学法律相談所が脚本から演出までこだわり抜いた模擬裁判を「傍聴」してみよう。オンラインなら予約は不要だ。東京大学法律相談所は普段から法律相談の活動も行っており、法知識は折り紙付き。模擬裁判のイメージを超越するリアリティーに圧倒されてしまう。(2時間)
14:00 Jazz Live Keystone Cornerで癒される
昼食を取ったら、東京大学ジャズ研究会の演奏を聴いてリラックス。日頃の練習の成果に感動しつつ、その場でしか生み出されないアドリブを楽しもう。タイムテーブルは東京大学ジャズ研究会のTwitterを確認。(1時間)
対面ver. 対面だからこそ楽しめる、圧倒的な迫力
10:00 巨大木質パビリオンを眺める
まずは弥生キャンパスへ。木質材料学研究室の学生が一から作り上げたパビリオンの迫力に圧倒される。木材の魅力が最大限に発揮された姿から、作り手の持つ木材への愛と知識が伝わってくる。3年ぶりにキャンパスで開催される五月祭の幕開けを存分に味わいたい。(30分)
10:30 ラリーカー展示で海外ラリーに思いをはせる
弥生キャンパスから陸橋を渡るとすぐ工学部エリアに入る。海外ヒストリックラリー参戦プロジェクト2022 Team 結のラリーカー展示へ。旧車からメンバー自らの手で走行可能な状態まで修復(レストア)され、海外ラリーを完走した車両を見ることができる。車に興味がなかった人もヒストリックカーやラリーのとりこになってしまうことだろう。その後は室内の「モックカー制作」に参加して、車やものづくりについて遊びながら学ぶのもいい。(1時間)
13:00 はじめてのプログラミング教室で頭の体操
ut.code();が独自に制作したゲームを解いて、アルゴリズムの基礎を学ぶ。操作はシンプルでとっつきやすいが、解きごたえのある課題だ。プログラミングに精通したメンバーの助けも借りながら楽しみたい。(1時間)
14:00 ドボクとぼくの街2022で社会基盤を学ぶ
東京大学工学部社会基盤学科の提供する展示では、都市やまちづくりについて考えたい。紙で橋を作って耐荷重を競う「ペーパーブリッジコンテスト」に参加し、普段はあまり意識することがない橋の構造を学ぶ。予約しておいた「実験室ツアー」にも参加。帰る頃には身近な社会基盤の魅力に取りつかれていること間違いなしだ。(3時間)