本郷・弥生キャンパスで16、17日に開催された第88回五月祭で、計3件の火事が発生した。五月祭常任委員会は16日正午ごろに発生した2件の火事に伴い、火気・発電機の使用を一斉に停止し消防と五月祭常任委員会による安全確認を実施。一部の模擬店などの企画が一時中断を余儀なくされた。五月祭常任委員会は21日現在、東京大学新聞社の取材に対し「現在火事の詳細を調査しており、今後の対応については協議中」とした。
火事は16日に2件、17日に1件発生。火事の原因は五月祭常任委員会によると1、2件目は火気器具の設置方法の誤り、3件目は火気器具の使用方法の問題だった。五月祭常任委員会は「今後は火気器具の取り扱い方法をより詳しく説明するとともに、委員会による巡回・点検を強化する」と話している。
五月祭常任委員会が集計した総来場者数は2日間で約14万9千人。16日午前中には降水を記録したが、天候に恵まれた昨年の約16万4千人に迫り、2年前の約11万5千人を上回った。
この記事は、2015年5月26日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。