東大は8月6日、気候や生物多様性など、人類の共有財産である「グローバル・コモンズ」の国際的な保全を目的としたグローバル・コモンズ・センターを8月1日に新設したと発表した。グローバル・コモンズ・センターは未来社会の課題解決に取り組む未来ビジョン研究センター内に設置された。
グローバル・コモンズの保全は持続可能で豊かな未来のために必須だが、国際的連携によってこれを保全する試みは中心的な課題とされていなかった。センターは22年度までに、持続可能な人類社会への転換シナリオ、各国のグローバル・コモンズ保全への貢献を比較・評価できる指標の作成、社会・経済システム転換の具体的道筋の研究と実践などに取り組む。
この記事は2020年8月25日号から転載したものです。本紙では他にもオリジナルの記事を掲載しています。
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