入学直後に1年間休学し課外活動に取り組む「初年次長期自主活動プログラム(FLY Program)」の活動報告会が7日、駒場Ⅰキャンパスで開催され、2015年度修了生4人が五神真総長から修了証を受け取った。修了生は1年間の活動内容と成果を発表した。
修了生の登坂亮哉さん(文Ⅱ・1年)は幼児教育を学ぶため、米国など8カ国を訪問。数値化できない能力の評価などの課題解決の鍵が得られたという。「情報発信や教育方法の提案をしたい」と展望を述べた。
五神総長は冒頭のあいさつで「先行き不透明な現代、自ら問題を発見する力を有効に活用してほしい」と激励。15年度FLY Program推進委員会委員長の中村尚教授(先端科学技術研究センター)は「前例のないテーマ設定がプログラムの可能性を広げた」と総括した。
FLY Programは13年度から開始。16年度は8人が参加を予定する。
この記事は、2016年5月17日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。
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