イベント

2015年6月2日

「タダだけど、タダごとじゃない」第一回駒場演劇祭

初夏の駒場の名物と言えば、正門前に立ち並ぶ演劇公演の立て看板。6月から7月にかけての夏公演では、毎年演劇サークルが熱をこめた舞台を見せてくれる。今年度は、「第一回駒場演劇祭」と銘打ち、4つのサークルがほとんど毎週のように公演を行う予定。合同のチラシも配布され、各週にどの団体が公演を行うかが一覧出来る。001.jpg

第一回駒場演劇祭とは?
東大駒場キャンパスの、書籍部奥にそびえ立つ灰色の建物――それは、駒場小空間。毎週のように、様々な団体によって演劇作品が上演されています。しかし、そのことはほとんど知られていません。駒場演劇を知らないままキャンパスライフを終えてしまうのは、あまりにももったいない。もっともっと多くの人に駒場演劇を知って欲しい。そんな思いから、この企画は始動しました。
6月頭から7月にかけての1ヶ月間、4団体が全く作風の異なる演劇作品を上演します。タダだけど、タダゴトじゃない。ものすごい熱量をもった作品ばかりです。
意欲ある人は4公演すべてを。きっと、あなたの胸を揺さぶる作品が見つかります。そんなに観れないよ、という人も、まずは何となく気になった1公演を。駒場演劇ワールドに迷い込むこと、間違いなしです。我々にはどんなお客様でも迎え入れる用意があります。
駒場小空間にて、みなさまをお待ちしています。(パンフレットより)

「タダだけど、タダゴトじゃない」というフレーズの通り、料金はどの公演も無料カンパ制を取っている。予約も不要なので、当日に思い立って見に行ける気軽さが魅力だ。東大生に駒場演劇を知って欲しい、というメッセージがあるが、もちろん他大生や、一般の観客も歓迎している。

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 駒場小空間は生協書籍部の奥、階段を降りた先にある。劇場の設備は非常に充実していて、各劇団に自由度の高い演出を可能にさせる。舞台美術や照明、音響、映像など、各スタッフが腕をふるって、演劇が「総合芸術」と呼ばれるその理由を見せてくれるだろう。これまで演劇に触れてこなかった人や、限られた設備での上演となる高校演劇しか見てこなかった人も、ぜひ劇場に足を運んでほしい。きっと心に残る舞台を見つけることが出来るだろう。


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公演日時は以下。場所は全て駒場小空間で行われる。

劇団高校四年生 第三回本公演 『天使は瞳を閉じて』
6/4(木) 17:00~
6/5(金) 17:00~
6/6(土) 14:00~/18:30~

劇団綺畸 2015年度夏公演 『ライクワイズ』
6/11(木) 19:15~
6/12(金) 19:15~
6/13(土) 14:00~/19:15~
6/14(日) 14:00~/19:15

Theatre MERCURY 2015年度夏公演 『電影機関車』
6/19 (金) 19:00~
6/20 (土) 14:00~/19:00~
6/21 (日) 14:00~/19:00~

劇工舎プリズム 第64回公演 『幸響曲ユーフォリア』
7/2(木)19:00~
7/3(金)19:00~
7/4(土)14:00~/19:00~
7/5(日)14:00~/19:00~


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ツイッターアカウントは以下。駒場演劇際と連動して様々な情報を発信していく予定だ。
@ktfes15summer


以下のホームページでは、公演情報と、各劇団へのリンクを見ることが出来る。
http://komabaengekisai.ninja-web.net/pc/15summer/

(文責 沖田征吾)

 

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