スポーツニュース

2019年11月1日

陸上運動部・阿部選手、連合チーム入りで夢の箱根路に前進 箱根駅伝予選会

 第96回箱根駅伝予選会が10月26日、東京都立川市で開かれ、陸上運動部の阿部飛雄馬選手(育・4年)がハーフマラソン(21.0975km)を1時間5分11秒で走り関東学生連合チームに選ばれた。全体64位、連合チーム内6番手で、来年1月2、3日の本大会出走に前進。東大の学部チームは11時間53分54秒の32位、大学院チームは12時間45分52秒で41位だった。

 

箱根駅伝出走の夢に大きく近づいた阿部選手(写真は阿部選手提供)

 

 阿部選手は序盤、約50人の大集団の後方に付き、最初の5kmを15分8秒で通過する。「前半で足を使い切らないよう意識的に出力をセーブした」ことが功を奏し、アップダウンの激しい後半も5km15分台のラップタイムを維持。「ほぼ完璧だった練習の成果をそのまま出せた」と胸を張った。

 

 東大生の連合チーム入りは、今年1月の第95回箱根駅伝で1区を走った近藤秀一選手(総合文化・修士1年)に続き5年連続だ。「チーム内の選考を勝ち抜くことが目下の目標。何としても本大会に出走し、見ている人に夢を与えたい」

 

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