第92回箱根駅伝の関東学生連合チームに陸上運動部の近藤秀一選手(理Ⅱ・1年)が選出された。
以下は東京大学新聞2015年10月27日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。
第92回箱根駅伝の予選会が17日、東京都立川市で行われ、陸上運動部の近藤秀一選手(理Ⅱ・1年)が20キロを1時間1分0秒で走り73位に入った。来年1月2、3日の本大会出場を決めた上位10校を除く各校1位の選手の中では12位となり、関東学生連合チームへの選出が濃厚。学部チーム10人の合計タイムでは、従来の記録を18秒上回って19年ぶりに東大新記録を更新した。
小雨の中始まったレース、近藤選手は開始直後から上位集団につける。10キロを29分台で通過すると、後半はタイムを落としながらも粘ってゴールした。学部チームは合計10時間52分13秒の東大新記録で総合29位に入った。予選会を終えた近藤選手は「中間地点までは余裕を持って走れたが、後半は足に疲れがたまりペースを落としてしまった。学生連合として本大会を走れるように残りの期間で全力を尽くしたい」と抱負を述べた。
東大は過去、1984年の本大会で一度だけチームでの出場を果たしている。東大生が本大会に出場すれば、2005年に関東学連選抜チーム(当時)で8区を走った松本翔さん以来11年ぶりとなる。
(文・竹内暉英)
この記事は、2015年10月27日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。