インタビュー

2016年2月9日

東大女子に聞く、私の合格体験談 髙橋麻美さんインタビュー

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二次試験本番まで16日となった。受験生の皆さんはいかがお過ごしだろうか。

東大新聞オンラインでは、毎日「受験生応援記事」を掲載している。受験生のころ知っていたら良かったと思えることを掲載していくので、勉強の息抜きや、モチベーションの維持のために、気楽に読んでもらえたら嬉しい。

今回は、2015年2月に公開した東大美女図鑑の髙橋麻美(19、当時)さんのインタビューの再掲だ。現役東大生の彼女に、東大受験の感想を聞いた。

1IMG_1921.JPG ――出身校と、東大の志望動機について教えてください。

桜蔭高校から来ました。周りは医学部か東大志望ばかりで、東大受験は周りの友達に流されてきめた感じです。友達と別れたくない!って感じで(笑)。

――大学生活について教えてください。

私のクラスは仲がすっごく良くて、五月祭ではみんなで牛串を売ったんですよ。このあいだはハワイアンズに行ってきました。来年は海外に行こうって話になってます! サークルは英語を勉強するところに所属していて、みんなに皇居に行って、外国人観光客に声をかけて観光案内をしました。今度は明治神宮に行ってきます!

あとは、高校生のときより遠出をできるようになったのが楽しいです。この一年で、江ノ島に行ったり、ディズニーランドに行ったり、伊豆に旅行に行ったりしました。パン屋さんのバイトも始めて、制服も可愛いんですよ。 あとは美女図鑑というところにも入って、写真を撮ってもらったりしたのが新鮮な経験でした。友達には笑われましたけど(笑)。

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――勉強方法について教えてください。

高校は桜蔭で、中高一貫だったですが、塾も鉄緑会というところに中学一年生からずっと通っていました(笑)。 受験勉強は、高校二年生から少しずつ復習を始めて、高校3年生のときは特に頑張りました!家ではできるだけ勉強したくなかったので、学校の休み時間にやったりしていました。息抜きはYouTubeで、延々と関連動画を見ていくことです。アイドルとかお笑いとか(笑)。

――受験で不安だったところを教えてください。

数学が本当に苦手で!過去問や模試でも0完が当たり前でした。勉強しても成績が上がらないんですよ(泣)。だから、点は他の科目で取ると覚悟をして勉強していました。数学は解けそうな問題を選ぶ練習をしていました。そうしたら、当日は第一問が簡単なものが出て、完答できたんです!

――すごいですね!本番に強いというか。受験のときに何かハプニングってありましたか?

東大受験のときではなかったんですけど、私大受験のときに席を間違って座っているときがありました(笑)。その席の人は欠席だったみたいで、試験官に言われるまで気が付かなかったんですね。皆さんも気をつけてください(笑)。

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――貴重なアドバイスありがとうございます(笑)。二次試験が残り一週間をきりました(昨年のインタビュー時)が、受験生に何かアドバイスはありますか?

自信を持つことだと思います。私は直前に急に不安になってしまって。だから、すでにやったことがある過去問を何度も解き直して、「できる」って感覚を確認していました。一度解いたものなのでできるのは当たり前なんですけど(笑)、自信を失った人にはおすすめします! イメージトレーニングもしていました。どの科目のどの大問で何点取るか、ということを具体的にイメージしていました。あとは、実は私、受験前日に緊張で眠られなくて。当日は眠眠打破を飲んでどうにかしました(笑)。

――そうだったんですね。逆に、受験中に「よかった」と思ったエピソードはありますか?

親の愛情を感じたことですね。二次試験当日の母が作ってくれたお弁当に、両親からの手紙が入っていたんです!色々書いていてくれたのですが、特に「がんばってきたのは分かってるから、受からなくてもいいよ」と書いてくれていて。すごく嬉しかったのを覚えています。終わってすぐ、「ありがとうございました」って両親にメールしました(笑)。

――いい話ですね…。それでは最後に、受験生へのメッセージをお願いします!

前期入試は二日間あるので、切り替えが大事だと思います。例えば、一日目に「失敗した」と思っても、二日目があります。私も一日目で「落ちた」って思っても受かってるので!(笑)。 あとは東大に女の子が増えるとサークルとかも楽しいので、女子のみなさんにがんばってほしいですね!

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ハキハキとインタビューに答えてくれた高橋さん。受験生の皆さん、応援しています!

(取材・文 沢津橋紀洋)

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