現役東大生約300人と卒業生約120人が集う大規模な交流イベント「交流会」が11月12日、駒場Ⅰキャンパスコミュニケーション・プラザ南館で開催される。現役東大生と卒業生の交流イベントを企画・運営する「東大ドリームネット」による名物企画で、今回で23回目の実施だ。
今回は“自分だけの「やりたい仕事(こと)」を、描き始める日。”がテーマ。「実現したいことを大切にして、仕事をすることの価値に気付く機会にしてほしい」と第23回交流会総括を務める松本諒さん(理Ⅰ・2年)は期待を込める。
同イベントでは、グループディスカッションと懇談会で卒業生と交流できる。グループディスカッションは二つのパートに分けて実施。前半では卒業生2人から「仕事で実現したいこと」「実現に向けた取り組み方」について語ってもらう。「何となく周りに流されて進路を決めてしまう人たちに、やりたいことを仕事にするとはどういうことかを知ってもらいたい」と松本さんは意気込む。
後半では卒業生6人から、それぞれがどのようにして「仕事で実現したいこと」を見つけたかを語ってもらう。将来のことをまだ具体的に考えられていない学生に「卒業生の様々な生き方を知ることで、将来に対する視野を広げてほしい」という。
「大学入学時は将来仕事のことなど全く考えていなかった」と話す松本さん。東大ドリームネットのイベント立案などの活動を経て、自分のやりたいことを仕事にすることの大切さに気付いたという。「イベントを通じて、少しでも多くの人に新しい選択肢を提示できればうれしいですね」
参加無料、服装自由、途中入退場自由と、気楽に参加できる同イベント。懇談会も含め、数多くの卒業生と自由気ままに話ができる貴重な機会となるだろう。
【申し込み・詳細】
http://todai-dream-net.com/2016/10/12/23rd-conference/
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