現役東大生と卒業生の交流イベントを企画・運営する「東大ドリームネット」は6月18日に本郷キャンパスで、現役東大生約300人と卒業生約120人が集う大規模な交流イベント「交流会」を開催する。年に2回開催される東大ドリームネットの名物企画で、今回で22回目の実施だ。
学生の主体的なキャリア選択を支援する同イベントの今回のテーマは「予定調和を崩す、勇気はあるか? 」。第22回交流会総括を務める橋本欣宗さん(養・3年)は「自分自身の夢に向かってその場で行動し、単調になりがちな大学生活を変える契機にしてほしい」と期待する。
イベントでは、冒頭に学生2人、卒業生1人の小さなグループでの座談会を実施。学生は自分の夢や目標、そしてそれらに向けて具体的に何をしているかに言及する。卒業生との対話の中で「もっと猛烈に生きられるかも」と前向きな絶望を味わってほしいという。
その後はもう少し大きなグループで卒業生8人程度と次々と話す中で、学生が自分自身の目標や理想像を明確にしていく。卒業生は官僚・商社・ベンチャーなど多分野から参加。「自分の『理想像』と感じられる先輩と出会える機会になればうれしいですね」
そして最後、もう一度最初の小グループに戻る。「その場でもう一度考え直した夢に向かって、第一歩を踏み出してもらいます」と橋本さん。例えば「グローバルに活躍する」という目標ならば「すぐに知り合いをたどって外国人と会う機会を設定してみる」といった具合だ。学生一人で考えていると頭の片隅に置いておくだけで終わってしまいがちな目標を、卒業生と話す交流会の場の雰囲気に乗っかって行動に移してみてほしいという。
「相手が社会人だからって自分をよく見せようとせず、素直にぶつかってほしい」と話す橋本さん。真摯に自分と向き合い、今までと違う自分へと一歩を踏み出せるイベントだ。
<イベント日時・場所>
6月18日(土)、本郷キャンパス御殿下記念館ジムナジアムで
<Facebookイベントページ>
https://www.facebook.com/events/1154439617921154/
<申し込みフォーム>
https://www.e-space.ne.jp/careersupport.adm.u-tokyo.ac.jp/event/pc/index.php?m=1&no=DARdmeR