
タブレット端末
タブレットのノートアプリに事前配布される授業資料をダウンロードし、それにタッチペンで書き込んで授業のメモを取る。GoodnotesやOneNoteというノートアプリが有名。紙のノートや印刷したスライドで勉強するより手軽でかさばらない点がメリットで、大学入学後はタブレットが勉強する際に便利。もちろん資料を事前に印刷したり、授業によっては教員が紙の資料を用意してくれたりもするので、紙とペンで授業を受けることも可能。Wi-Fiについては、東大生なら学内ではUTokyo Wi-Fiに接続できるため、心配いらない。
ノートパソコン
Wordでレポートを書いたり、PowerPointで授業でのプレゼンテーションに使うスライドを作ったり、授業のリアクションペーパー(授業の感想や意見を提出する課題)を書いたりとさまざまなことに使える。イヤホンがあれば、キャンパス内の空き教室でオンデマンドの授業を視聴したり、Zoomでのサークルの会議に参加したりすることも可能である。さまざまなOSのパソコンを目にするが、MacやWindowsが多い印象。Word, PowerPoint, Excelなどは東大生なら無料でインストールできる。こちらも学内ではUTokyo Wi-Fiが使用可能。
教科書
必ずしも全ての授業で教科書を買う必要があるわけではない。東大の「UTAS」というWebサイトで授業開始前にシラバスが公開されるので、そこで教科書が必要かどうかを確認。セメスター(学期)開始前後3週間程度の間は駒場コミュニケーション・プラザ北館2階に教科書販売所が設置されるため、そこで必要な教科書をそろえることを勧める。また、学生自治会が学生会館3階315号室で中古教科書の買取・販売サービスを行っており、目当ての教科書が販売されていれば安く手に入れることができる。
ペンケース
大学生になってからは紙ではなくタブレットにメモを取ることが増えるため、文房具の量は減り小さめのペンケースでも事足りる。シャープペンシル、蛍光マーカー、ボールペン、消しゴム、シャープペンシルの芯などに加え、大学から使い始めたタブレットのタッチペンも中に入れる。1年生は英語や第二外国語など語学の授業が多く、ペンで教科書に書き込む形でメモを取ることも。ペンケースは使用頻度が減っても必須アイテムであることには変わりない。
マイボトル
生協購買部でもペットボトルの飲み物は買えるが、1カ月のうち20日間大学に通う場合、ペットボトルが1本100円だとしても、100×20=2000円かかる。マイボトルを持っていけば、生活費の節約にもなり、キャンパス内にて無料で給水することもできる。駒場Iキャンパスには図書館、体育館、生協購買部、13号館などさまざまなところにウォーターサーバーが設置されており、休み時間には給水の列ができていることも。1年生は必修で運動を行う授業があり、暑い日には無料給水に助けられる。
財布
大学入学後は学生証に加え、財布にクレジットカードを入れる学生も。学生証は、大学の図書館に入る時、大学の試験を受ける時、学割を利用する時など多くの場面で必要であり、常に財布に入れて持ち歩くのがおすすめだ。生協購買部・書籍部や食堂では生協の電子マネーが使える。チャージはクレジットカードや銀行口座から、また購買部の出入り口付近にあるチャージ機からすぐにできる。QRコード決済やクレジットカードでの支払いも可能なため、現金は最低限しか持ち歩かなくなることも。もし現金が必要になっても、正門から入ってすぐ左にゆうちょ銀行と三井住友銀行のATMがある。
充電器
高校までと違って電子機器を学習に使う機会が増えるため、いつでも充電できるようにしておくと安心だ。5号館や7号館、10号館、13号館、また21KOMCEE Eastなどの一部の教室には、席や足元にコンセントがあり、図書館の自習席にもコンセントが付いている。そのためモバイルバッテリーがなくても充電器のみで充電可能。充電器は購買部で購入することもできる。購買部では飲食物だけでなくイヤホン、電子辞書、白衣や関数電卓なども売っていて品ぞろえが良い。