東大は3月22日、学内の活動制限指針をレベル1(制限─小)からレベル0.5(一部制限)に引き下げた。レベル0.5では、レベル1で原則禁止となっていた課外活動や対面での授業を、感染拡大に配慮しつつ行うことができる。
学生向けに発表された文書では、4月は全ての学生にとって「きわめて重要なスタートの時期」とされ、この時期に対面での活動を再開する重要性が強調された。新型コロナウイルス新規感染者数が依然多い状況を受け、感染防止対策の徹底を呼び掛けるとともに、学内でクラスター感染が起きた場合などのレベル引き上げも示唆された。
課外活動の再開に当たっては、「三密」を防ぐこと、予防体制を徹底すること、構成員の健康状態を責任者が把握し、管理することなどが必要となる。
レベル1への引き上げは、緊急事態宣言発令に伴い1月11日に実施されたもの。3月19日には、宣言解除に合わせてレベル引き下げが予告されていた。