東大は3月31日、4月以降の授業を当面の間全部局でオンライン開講とする方針をウェブサイトで発表した。
この決定の経緯について松木則夫理事・副学長は、3月25日に小池百合子東京都知事が行った外出自粛要請などを受けたものと説明した。加えて松木理事・副学長は「学生の皆さんは、自宅や実家等で授業を視聴することとし、外出はできるだけ控えるようにしてください」と要請。併せて、学務システムUTASの掲示板と学部・研究科などのウェブサイトの両方を確認するよう呼び掛けている。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、4月以降の授業について各部局でオンライン開講などの準備が進められている。総合文化研究科・教養学部は3月27日に、4月6日から始まるSセメスターの1、2週目の授業を休講とし、4月20日からオンライン授業を開始すると発表していた。