皆さん、こんにちは! 合格した皆さんは新生活に向け準備を始めている頃と思います。大学生活をスムーズに送るのに大切なのが、情報です。大学生になると自分から積極的に情報を集める必要があります。そこで今回は、東大生がよく使うツールとその特徴、実際に利用する学生の声をご紹介します!
公式の情報源
○前期課程のホームページ
教養学部前期課程のホームページは、大学側が公式に情報を発信する場として最もメジャーなものです。一部の授業や定期試験、進学選択などに関する情報を得ることができます。入学前からこまめにチェックしましょう。(TLP参加許可者もこのページで発表されます)
「最新で公式な情報が更新されるので、休講、授業の教室変更、シラバスなどを確認しています」
「前期課程のホームページや東大の公式サイトを読むことで、実用的な情報はもちろんですが、東大で学ぶに当たっての心構えなどにも接しました。どちらも読んでいて気が引き締まり、情報も正確で良かった気がします」
○大学生協
合格後、大学生協から様々な冊子が送られたり、入学準備説明会が開催されます。入学までの流れや手続き、物件、家具家電など幅広い情報を提供してくれます。分からないことがあれば、説明会の場などでサポートスタッフの学生に相談してみましょう。
「入学準備説明会に参加しました。一回話を聞いただけで全てを把握することは難しいですが、全貌を大まかに知ることはできます。生協のサイトも有用です」
「生協学生委員会が発行する、『CKiEx(スキックス)』の新歓号を入学準備説明会でもらいました。学生の使っている東大用語や授業のしくみ、大学周辺のレストランなどが分かります」
○UTAS
合格後、大学の指示で学生全員が登録する個人ページです。このページから履修する授業の登録などを行います。授業や成績関連の情報を確認するときに頻繁に使います。
「試験や時間割を確認するときに利用します。毎日の授業日程や休講情報、試験日程などがまとまって表示されるカレンダーがとても便利です」
非公式の情報源
東大生にはTwitterをやっている人が多くいます。公式の情報だけでは見えない東大生や大学生活の実態を垣間見ることができます。東大生だけでなく、大学内の様々な公式・学生組織や団体のアカウントをフォローすると更に有益な情報が得られます。
「情報通の人が詳しい情報を共有してくれるので、試験範囲や進学選択などの情報を集めるのに利用しています。後期課程の様子が伝聞でよく分かるのも利点です」
「東大生をフォローしていると(信ぴょう性はともかく)さまざまな情報が集まりました。生の東大生の声が聞けるという点でSNSは多少は役立ちます」
主に東大の定期試験の過去問や進学選択の情報が掲載されています。必要に応じて参照すると良いでしょう。
「進学選択、試験の過去問の情報があります。ただ、進学選択の情報は公式より不足したり分かりにくい点があるので注意してください」
その他
○高校の同期や先輩
高校同期で東大に合格した人や東大に通う先輩がいる場合は、その人に相談するのも手だと思います。身近に頼れる人がいると、大学生活で安心できることが多いです。人脈は大切にしましょう。
「同じ高校から東大に進学した先輩にLINEで分からないことを相談しました」
「どうしたら良いか全く分からなかったので、一緒に合格した友達に聞いていました」
「初修外国語選択のために、高校の先輩に話を聞いたりしました。同じ高校の先輩に聞いた理由は、一番内部の情報を得られると思ったからです」
○学内のビラ・ポスターなど
教室の壁や掲示板にはたくさんのポスターが貼られています。サークルの勧誘やイベント・講演会などの宣伝が多いです。
「学内外のイベントやシンポジウム、プログラムの情報を集めるときに確認します」
◇
今回ご紹介したものは、数ある情報源の中の一部です。この記事を参考に、ご自分にとって一番使いやすい情報源を探してみてください!