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2017年1月24日

全国で雪のセンター試験 東大管轄では試験時間の繰り下げなし

地理歴史・公民の試験開始を待つ受験生=14日、本郷キャンパス法文1号館法学部25番教室で(撮影・石井達也)

 

 2017年度大学入試センター試験が14、15日に実施され、全教科の中で最も受験者数が多い外国語を本郷地区では3867人、駒場地区では2734人が受験した(写真=本郷キャンパス)。本部広報課によると、英語リスニングの再開テストが3件実施されたという。

 

 東大は今回のセンター試験で、本郷地区と駒場地区に加え学外試験場として教育学部附属中等教育学校を管轄した。東大管轄の施設を利用した受験生は、外国語で昨年度比14人減の7353人。試験当日は全国的に雪に見舞われたが、東大の管轄では試験時間の繰り下げなどは行わなかった。

 

 大学入試センターは20日付で中間集計を更新。国語の平均点は106・9点と、昨年最終集計での平均点を約22点下回る難化を見せた。数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B、英語は全て昨年度から平均点が上昇。教科内の科目間で平均点の差が20点を超えたときに実施する得点調整は、本年度は行わないと発表された。

 

 気象庁によると14、15日は強い寒気が流れ込み、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪が予想されていた。試験当日は全国的に雪による交通機関の乱れが生じ、一部会場で試験時間の繰り下げを行った。

 


この記事は、2017年1月24日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。

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