2022年05月02日

【東大CINEMA】『再会の奈良』

 第二次世界大戦末期の関東軍撤退により、日本への帰国が間に合わなかった中国残留邦人。1940年代から日中国交正常化の70年代まで中国で育てられた彼らは帰国後、日本語が分からず生活やアイデンティティに苦しんでいる。第33回東京国際映画祭で上映された映画『再会の奈良』は、今もなお自分の居場所の無さにさいなまれる残留邦人の姿を克明に描き出した。  中国人の陳ばあちゃん(ウー・ヤンシュー)に
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