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2019年06月12日

有機ELの新たな発光機構を発見-三重項励起子を低電圧で選択的に形成-

 木村謙介さん(新領域創成科学研究科・博士課程3年)らの国際共同研究グループは、有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)デバイスにおいて重要な役割を担う三重項励起子を低電圧状態において選択して作り出すことが可能な新たな機構を発見した。成果は13日付けの英科学雑誌『ネイチャー』に掲載される。  有機ELとは有機分子に電流を流すことで発光する現象。スマートフォンの画面に応用されるなど、次世代ディ
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