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2025年1月30日

【キャンパスのひと】自治会に形作られた学生生活 髙橋亮弥さん(文Ⅱ・1年)

 

 

 サークルで懇意になった先輩は、東京大学教養学部学生自治会に所属していた。誘いを受けて自身も学生自治の世界に足を踏み入れることになる。

 

 中高時代は真面目に生きることを信条とし、管弦楽部の部長として自由奔放な部員たちをまとめ上げた。当時から生徒活動には一定の興味を持っていたが、学生自治へ積極的に取り組みだしたのは自治会入会以後。学内のさまざまな問題に取り組むなかで、東大が傾聴姿勢を取るようになり、活動の影響力を実感した。確かなやりがいを感じ、次第に活動に熱が入る。11月には自治会長として立候補。当選を果たした。学生の権利向上を果たすべく、身を引き締める。

 

 自治会は学生生活のみならず、自身の将来像にも大きな影響を与えた。仲間から刺激を受け、国家公務員志望に。昔から好んでいた海に携わるため、防衛省への就職を目指す。国際法への関心も高まるばかりだ。誘いを受けるまでは、存在すら認知していなかった自治会。今や学生生活の根幹を成している。【竹】

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