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2022年12月16日

【キャンパスのひと】好きを追求、多忙は充実の証 安部一紗さん(工・3年)

 
 
 劇団綺畸(きき)の出身者が立ち上げた劇団『幻視譚(げんしたん)』で精力的に活動している。五月祭ではトラックに乗り、キャンパス中に必要な道具を届ける資材計画担当を務めた。
 
 
 活動の原動力となるのはお祭りが大好きな気持ち。中高でも文化祭や体育祭の実行委員を務めた。日常空間に一瞬だけ生まれる非日常を、最大限に楽しみたいという思いは、学園祭や演劇にも共通している。
 
 
 文Iに入学したが、抽象的な法律より人々の生活を直接支えられる学問を学びたいと考え、進学選択で工学部に理転。現在は都市環境工学を学ぶ。身の回りのインフラに意識を向けるようになり、社会を見る目が変わったそうだ。
 
 
 好きな言葉は「明日は明日の風が吹く」。後悔することがあっても新しい1日の始まりとともに気持ちを新たにしたいから。そう朗らかにほほえむ姿には、行動を恐れず積極的に一歩踏み出す彼女の強さが見える。【柚】
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