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2022年4月30日

【キャンパスのひと】国際関係論と哲学の二刀流 将来は人のために 校條恵太さん(養・4年)

ホッケー部でも精力的に活動する(写真は校條さん提供)

 

*今回のキャンパスのひとは、以前取材した岩崎仁彦さんからの紹介です。校條さんと岩崎さんは国際関係、外交、政治、日本などに関する勉強会を開いたり、多岐にわたる分野について議論をしたりしています。

 

 中学時代を過ごしたイギリスで世界各国の多様な人に出会い「価値観が広がる感覚」を実感。国際社会に興味を持った。

 

 前期教養課程では国際関係論の面白さを知り、教養学部の国際関係論コースに進学。現在は主に国際政治と国際法を学ぶ。さらに哲学にも魅力を感じ、教養学部のサブメジャー・プログラムを利用して現代思想コースでも学んでいる。

 

 謎に満ちた「国際社会」を自分なりに探究する国際関係論と抽象的な物事に対して解を導き出そうとする哲学は根本では似ているという。

 

 将来は「未来の安定の基盤となるルールを作ることで人の役に立つような仕事がしたい」と力強く語る。原動力はイギリスでの経験。日本や自分自身がいかに豊かであるかを俯瞰(ふかん)し、国際社会で人の役に立ちたいと思うようになった。

 

 取材時の話し方から、豊富な知識と熱意が感じられた。力強く、国際社会に羽ばたいていくはずだ。【楡】

 

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