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2022年2月6日

【キャンパスのひと】人と人とのつながりを探って 秋本雄一郎さん(文Ⅲ・2年)

ルワンダ・キガリのキミロンコ市場にて。FLYプログラムでルワンダに滞在していた

 

 かぎかっこ付きの「政治」に興味を抱く。

 

 永田町や衆議院のことではない。「意見にすれ違いのある二者が泥臭く話し合いを経て妥協・合意に達すること」と、自身の中での定義を説明してくれた。「人と人が話し合って結論に達することに関わりたいんです」

 

 進学先も、認知科学によって「政治」における非言語コミュニケーションを定量化するため教養学部学際科学科B群へ。きっかけは2Sセメスターで受講した授業で「人の癖を分析し抜き出す」という体験をしたことだ。個人のさまざまな癖が、育った環境や他人の動きに影響を受けて形成されることを面白いと感じたという。

 

 人と人とのつながりについて思考するようになったきっかけは芋類の魅力を発信するサークル・IMO projectのコロナ禍での運営だった。栽培や料理などの活動やメンバーとの交流の中で、対面でコミュニケーションを取ることの重要性を認識したという。毎朝食べる芋を燃料に、今日も「言葉以外」まで向き合い続ける。【光】

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