人とのつながりに引かれて
本郷の風物詩である五月祭。国内最大級の学園祭を開催するため、五月祭常任委員会委員長として奮闘する。
高校時代から人との会話や共同作業が好きだった。1年生の頃、委員の法被姿に憧れ、自身も委員に参加。「下を支えている人のカッコよさ」に引かれたと、ほほ笑みながら振り返る。
広報の担当などを経て委員長に就任。そこで「自分という人間は何ができて、それをどうやって組織に還元できるか」と、常に考えている。
新型コロナウイルスの流行により、今年もオンラインでの開催となった。「今までの当たり前が一瞬にして失われ、人と人のつながりの大切さを改めて実感しました」。そんな中、新入生が出す企画が昨年よりも増え「若若しさ・フレッシュさ」がより一層強まったと語る。新しい五月祭がどう変革したのか、見どころです。【王】
編集部注:この記事の取材は五月祭延期が決定する前に行われました。