東南アジアや日本の次世代を担う学生たちが親交を深めることのできる日ASEAN学生会議。「日本とASEAN諸国の共通の課題について、各国の学生が対等に話し合う場だ」という。もともと中国やインドに興味があり、その二つの文化が融合する東南アジア諸国と日本の学生をつなげる活動に参加するようになった。
国際関係への興味から、東大では教養学部後期課程の国際関係論コースに所属し、世界共通の課題への多面的アプローチを模索する。学内外での経験を生かし、将来は日本・世界の諸課題の解決に携わることを目指す。
日ASEAN学生会議は日本の学生にも海外の学生のように、学校の枠に収まらず意欲的に活動してほしい、という期待のもとで支援を受け、運営されている。東大に入学したての記者も、積極性を持って大学生活を送りたいと感じた。