出会った仲間と打ち込んで
幼少期を海外で過ごし、米国では小2から授業で大統領選挙について話し合うなど、自分の意見を求められたのが印象的だという。それが基礎にあるのか、積極性が光る。授業では質問を毎週教員にメール。学期末には質問が教員にとって「励みになった」とも言われた。
昨秋には友人に誘われビジネスコンテストに参加。チームで連日議論に熱を上げ、企画にまとめた。ビジネスへの興味が湧いたのは入学後だというが、早くも昨年末には同級生らと事業の立ち上げにも着手。運営に追われる中でも本人は「起業をするならリスクの少ない学生時代だと思いました」と至って冷静だ。「国際的にいろいろな場所で仕事をしたいけれど、起業では難しいかな」と将来も見据える。
サークルやクラスで、周りの人を引き寄せ積極的に活動に打ち込む日々。オンライン化された1年の中でもたくましい学生生活があった。